コンテナハウスは、「耐震性が低いのでは?」というイメージを持たれがちですが、実際にはそんなことはありません。
コンテナ自体の構造は鉄鋼製で非常に丈夫です。
鋼鉄のフレームは高い強度がありますので、自然災害に対する耐性が高いという認識で問題ありません。
適切に設置されれば、地震に問題なく耐えることができます。
ただし、問題はそのままの状態で使う場合です。
通常、コンテナは工場などで使われる運搬用の貨物として設計されており、地震に対する耐震性を考慮して作られていません。
そのため、コンテナを住居として使用する際には、耐震補強が必要です。
例えば、基礎をしっかりと作り、コンクリートのスラブやアンカーボルトで固定することで、地震時の揺れを軽減することができます。
また、コンテナ同士を結合して強化したり、壁や屋根に補強材を入れることも耐震性を向上させる方法です。
さらに設置場所によっても耐震性は異なります。
地盤がしっかりしている場所で設置することで、揺れを抑えることができます。
逆に、柔らかい地盤や不安定な場所の設置は避けたほうがよいでしょう。
最近では地震対策を施したコンテナハウスも増えていて、建物全体が耐震基準をクリアするよう設計されています。
こうしたコンテナハウスなら、十分に安心して生活することができるでしょう。
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