災害時におけるコンテナハウスのメリットとデメリット

近年、コンテナハウスを住居用として取り入れるケースが増えてきています。
オシャレな外観でビンテージ風、カントリー風など好みにカスタマイズできることや、一般住宅よりも低費用で自分だけの趣味やくつろぎのスペースが確保できるとして人気を集めています。

そうした手軽さもウリのひとつなコンテナハウス。
もしも、災害が起きたときには、安全性は確保されるのでしょうか。
コンテナハウスの災害時のメリットとデメリットを見ていくことにしましょう。

 

あまり知られていませんが、2011年の東日本大震災発生後コンテナハウスは高評価を得ています。
当時、宮城県周辺では津波によって家を失った方や
放射能の影響で家に帰ることができなくなった方が大勢おられました。
その方々を収容する公民館や体育館などの避難所でも対応しきれなくなったとき新たなスペースとして活用されたのがコンテナハウスでした。
その理由として、以下の3つがあります。



◇重量鉄骨で作られているため耐久性が高く、塩害対策を施すことで沿岸部でも劣化しにくい。
◇一般的な仮設住宅と異なり、積み上げることで多層化できる。
◇省スペースで多くの住居の確保が可能。

このように、コンテナハウスは非常に大きなメリットを持つことが証明されているわけですが
そのいっぽうで、注意が必要な点もあります。

 

 

施工性に優れた点は、コンテナハウスの大きな特徴ですが
庭などのスペースにそのままコンテナを設置してしまうと違法建築となってしまう恐れがあります。

日本では、建築基準法に沿って建てる必要があり、それ以外の建築物は違法建築とみなされてしまいます。
コンテナに関しても地面に定着している場合には建築物として扱われますのであらかじめ確認しておくことが大切です。
また、コンテナに使われている鋼材に関しても、JIS規格という日本の規格によって認定されていることも必要となります。

 


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